6.4は虫の日！虫vs人類のB級映画で苦手も克服できるかも？？

虫。それは人類が長きにわたりなんともいえない気持ちを持ち続ける存在。「虫」と聞いて心がぞわっとしない人の方が少ないはず。多くの人が生理的に受け付けない虫の映画を、6月4日のムシの日に向けてピックアップ。

恐怖の殺人蜂編

殺人蜂の大群が人々を襲うパニックもの「キラー・ビー　～殺人蜂大襲来～」、「スウォーム[エクステンデッド版]」。いずれも蜂が大群になったときの人類のパニックを描いたものだ。一方、そこからさらに踏み込んだのが「スタング 人喰い巨大蜂の襲来」。ここに登場する蜂たちは人類に寄生し、寄生主の肉体を引き裂き飛び出したり、さらには巨大蜂に変態するという、奇想天外にして凡人には思いもつかないアイデアの衝撃作。これら3作品には、なぜだか笑ってしまうツボがあるので、パニックものが苦手な人にもぜひチャレンジしてほしい。

突然変異からの巨大化蜘蛛編

今回取り上げる「スパイダー パニック！」「スパイダー・シティ」はその名の通り蜘蛛ものパニックムービー。両作品に共通するのは蜘蛛が巨大化して人類に襲い掛かる点だ。単体で見れば「スパイダー パニック！」はローランド・エメリッヒ製作総指揮のB級テイスト全開が魅力。さらに当時十代のスカーレット・ヨハンソンの初々しさも拝める。一方「スパイダー・シティ」はというと、極限状態に置かれたダメ男が一人前に成長するドラマとしても熱い。巨大蜘蛛をテーマにしつつも、見るべきポイントが単眼（蜘蛛の8つの目のこと）のごとくあるのは製作者たちの意図するところだろう。