90年代のパリへトリップさせてくれる『パリのランデブー』
©1995 LA C.E.R.

海外旅行が好きだけどなかなか旅行に行くのがままならない。そんなときは映画を見て旅行気分を味わうのはいかがだろう?
3編からなるオムニバス映画『パリのランデブー』は90年代のパリをそのまま切り取ったような作品。カフェや美術館などの街並みと、人々の普段着感覚のファッションが目に楽しい。

ロメール監督らしい恋を描いたオムニバス

ヌーヴェル・ヴァーグの名匠、エリック・ロメール監督の真骨頂と言えるちょっとコミカルなラブストーリー。タイトル通りパリを舞台に3話からなるオムニバス形式で描かれる。撮影のディアーヌ・バラティエほかロメール組のスタッフが集結。ロバート・アルトマンの『アリア』のベネディクト・ロワイヤンらが出演。

恋人がいても他の人が気になってしまう…

恋人が他の女の子とデートしているという噂を知って困惑する女子大生の姿を描いた第1話、「7時のランデブー」。同棲中の恋人のいる女性と大学講師の逢瀬を描いた第2話、「パリのベンチ」。知人に紹介されたスウェーデンの娘と町で見かけた魅力的な女性との間で揺れる画家の話を描いた第3話、「母と子 1907年」。

肩の力を抜いて気軽に楽しんで見て欲しい

ヌーヴェル・ヴァーグというと、ジャン=リュック・ゴダールのように実験的なのかな?フランソワ・トリュフォーのようにナイーヴな映画なのかな?と身構えてしまうかもしれない。でも、エリック・ロメール監督作品はクスッと笑える会話劇を楽しむ、いい意味で気軽な映画。短編のオムニバスでもあるから肩の力を抜いてフワッと楽しんで見て欲しい。

ザ・シネマ

パリのランデブー
[字]2020年6月24日 12:30~14:15
[字]2020年6月24日 23:00~25:00