封印されたサイコホラーの元祖『血を吸うカメラ』をDiggin!!!
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『サイコ』とほぼ同時期に公開され、ほぼ同系統ながら「けしからん内容!」と封印された、スコセッシも影響を受けた1960年の幻の問題作。

封印されたサイコホラーの元祖

封印されたサイコホラーの元祖と言われるのが『血を吸うカメラ』。主人公は心理学者を父に持つ内気な映画カメラマンのマーク。そんな彼は死の間際の女性の表情をカメラに収めたいと熱望するようになる。この映画カメラマンの狂気の創作意欲は、やがて加速していくのだが…。

なぜかB級テイストな殺人鬼目線のストーリー

1940年代から活躍するマイケル・パウエル監督が手がけた本作。第20回アカデミー賞では、監督作である『黒水仙(1946)』で撮影のジャック・カーディフが撮影賞を受賞、また同作で美術賞も受賞。以降も時代を代表する名優や名スタッフたちと歴史的名画を製作。そんなマイケル・パウエル監督の黒歴史的な“迷画”がこの『血を吸うカメラ』だ。当時としては画期的な殺人鬼目線のストーリーに注目すべし!

女の死ぬ表情を撮影したい!

映画カメラマンのマーク。その裏稼業はエロ写真撮影販売だが、彼にはさらに裏の顔があった。ある常軌を逸した方法で女性を斬殺しては、恐怖し苦悶に歪む死に顔を映像に収めコレクションし自宅上映しているのだ。彼はある日、父親から相続した自宅兼アパートの賃借人ヘレンから声をかけられ親しくなる。奥手だが好青年として彼女と交際を深める裏で、より迫真のスナッフ・フィルムを撮りたいという創作欲求は抑え難く嵩じていく。

ザ・シネマ

血を吸うカメラ
 10月1日 27:30~30:00(字幕)